東洋医学、鍼灸と聞くとなにかわからないけれど目に見えない気とかツボで体を治すんでしょ?
というイメージを持たれている方が多いと思います。
たしかに、鍼灸で経絡という気の流れ道を整えて症状をよくするという考え方がありますが、現在では東洋医学的な経絡をどうこうというアプローチよりも、この筋肉が痛みを出しているからこの筋肉に刺激してみる、このコリコリしたところを狙ってみるといいかもしれない、ここに打つとここに効いたぞ(トリガーポイント)などといったアプローチの方が多いのではなのかなと個人的には思っています。
その方がやっている先生の方でも変化がわかりますし、患者の方にも効果が一定の割合で感じられることができるからです。
そのおかげで、まだ鍼灸という古い医術がレントゲンや薬などの科学技術の進んだ現代でも残っている成果のひとつだと思います。
しかし、目に見えない経絡や気というものは本当にないものなのでしょうか?
筋肉のこりをほぐすことしか出来なかった。やっぱり外科手術や薬が優秀で、東洋医学は民間治療やただのまやかしだった。という鍼灸医学のゴールは少し寂しい気がするのです。
そこで私は鍼灸が本来?の東洋医学や経絡、気の流れを変えることで身体を元気にすること、身体を本来の状態にすること、気が流れるということは気を持つことができる、そんな気持ちの良い状態に変えてあげることで、その方の仕事や家庭を明るくしたり、運気を良くする、はたまた恋愛を成就させたりその人の人生を幸せにするものが鍼灸になると最近考えています。
そんな現代医学では説明のつかないことも鍼灸という技術を使い、まだまだ未知の体の構造や仕組み、からくりを利用できる鍼灸師としてこれからブログにも色々な考察や研究を乗せていこうと思います。
もちろん痛みや症状をよくするのはこれからも全力で勉強していきます!
鍼灸はまだまだそれの奥先に何かある気がする…
最近ふとこうゆうことを思いましたので、この気持ちを忘れる前にとブログにさせていただきました。
鍼灸に使われる『はり』には「針」ではなく「鍼」の漢字が使われています。
実は「針」と「鍼」には大きな違いはありません。どちらも金属のはりを指しますが我々は鍼灸と鍼の方を使います。
基本的には縫い針としての「はり」と日本の鍼灸治療としての「はり」として使い分ける、と考えていただいて問題ありません。
漢字の成り立ちを詳しく見てみると鍼という漢字は「かねへん」と「咸(かん)」に分けることができます。
「かねへん」は金属を表し、「咸(かん)」は、戉(まさかり)で人を脅して口を閉じさせる様子を表す会意文字です。
「咸(かん)」に「心」を足すと「感じる」、「感動する」の「感」になります。
咸(戉・まさかりでショックを与えて口を閉じさせる)+心=感(口が開けられない程、心をうたれる。感動する)です。
鍼という一文字をみても金属である「はり」を使ってマサカリでショックを与えられたような患者さんの想像もつかないような摩訶不思議な魔法のような結果を残せる可能性があるのでは?だと密かに期待しています。
そのヒントは心、感じる力があるかどうか。
目に見えないものだけれどそこにはちゃんとあるような気がする。
そんな「気」をしっかり感じ取れるように日々精進です。
【店舗名】杉沢はりきゅう院健康美人
【特徴】気の流れを整える摩訶不思議な鍼灸の魅力
【営業時間】9:00-22:00 (要予約)
【休業日】水曜日・日曜日
【電話】090-2973-8201
【住所】横手市杉沢字谷地中172-4