杉沢はりきゅう院ブログ

ストレスと肩こり

ストレスが原因で肩こりに!?

ストレスとは

ストレスとは外からの刺激に対して生じる緊張状態のことをいいます。

この外からの刺激には天気、気圧、湿度、風、騒音などの環境要因の他、病気、風邪、睡眠不足などの身体的な要因、不安や悲しい、怖い、苦しいなどの心理的要因、最後に親やこども、友達、職場などの人間関係、仕事が忙しいなどの社会的要因があります。

人間関係でストレスが貯まる人の特徴

・言いたいことがあるのに自分の考えを言わない

・不満を溜め込んで我慢している

・完全主義者

・せっかち

・自分でなんとかしようとしようとしてしまう

・いつまでもやる気を出さずダラダラ過ごす

・床に物がたくさん置いてあっても気にしない

・いつも他人と比べている

・負けん気が強い

なぜストレスで肩こりに?

なぜストレスで肩こりになるのかというとそれには自律神経が関係しています。自律神経は体のあちこちの調整役を担っていますが、それがストレスでめちゃくちゃになってしまうんです。

自律神経には活動的になった時に生じる交感神経とリラックスしている、くつろいでいる時に出る副交感神経という2つがあります。

ストレスを感じた時になるのは交感神経にスイッチが入るからです

自律神経。交感神経副交感神経イラストです。

交感神経が活発になると

交感神経が活発になると身体は運動時の状況に近づきます。試合中、戦闘態勢に入っているのをイメージするといいかもしれません。

具体的には心拍数が上昇し、血管が収縮、瞳孔拡大、汗の分泌、呼吸が浅く、腸や粘液分泌は低下します。

交感神経が優位のイメージ。

急なストレスが生じた場合には心臓や血管に対しては交感神経の作用が強く現れるのに対して、腸では交感神経に対して拮抗する動きを見せます。これがマラソンや運動会、大事なプレゼン、面接前の腹痛です。あれは交感神経によるものだったんですね〜

 

副交感神経が活発になると

副交感神経が活発になるとどのようなことが起きるのでしょうか?

それは交感神経の真逆です。リラックスモードのことを指します。心拍数を減らし、血行を促し、瞳孔も縮小、呼吸は深く、胃腸機能が活発になり、消化活動が行われます。

副交感神経は主に夜、心身が休憩し、リラックスした状況で優位になります。

私たちの日常生活はストレスにまみれています。人間関係、スマホ、暑さ、寒さ、低気圧、大雪、長時間の運転、デスクワークなどなどあげればキリがありません。

これでは交感神経が働いて興奮のスイッチが入りっぱなしになるのも頷けます。

交感神経、副交感神経のバランスが崩れることが肩こりに症状として現れるのです。

副交感神経が優位のイメージ。

人生を副交感神経優位に

人生を副交感神経優位になるべく持っていくことが肩こり改善のため、健康になるための一つの答えだと思います。

とはいえなかなか環境は変えずらいかもしれません。

それでも良いんです!

自律神経は交感神経と副交感神経がシーソーのようにバランスが取れていることが大切です。どちらか片一方に振り切れるとそれはそれでバランスが悪く、問題が起こってきます。

いまの社会環境において、副交感神経をなるべく優位にさせる生活習慣を取り入れるとちょうど自律神経のバランスが取れる形になります。

副交感神経を活発にする生活

副交感神経を活発にする生活とは人間も生き物として本来のあるべき生活スタイルに近づけることです。日が暮れたら就寝し日が昇ったら起きるそんなイメージです。
つまり、早寝早起きのことです。朝起きたら太陽の日差しを浴びてサーカディアンリズムと言われる体内時計を整えます。これは入眠につなげる大事なポイントです。良い睡眠は朝目が覚めた時から始まっているんですね。

朝起きたイメージ画像。

そして朝起きたらコップ一杯のお水、朝食をとりましょう。

ストレス解消方法も取り入れましょう。ウォーキングやヨガ、ラジオ体操など気軽に始められるもので構いません。まずやってみることが大切です。

特に私がオススメしたいのが呼吸法です。深呼吸することをオススメします。
仰向けになった状態で深く息を吐き、少し息を吸ってまた長く息を吐きます。

これは先ほど話した通り副交感神経では呼吸法が深くなるというスイッチのトリガーを意図的に自分で行うことによって自分から率先して副交感神経のスイッチを押すという方法です。

やり方は仰向けになった状態で10数えて息を吐き、5数えて息を吸います。そして10数えながら息を吐いていく。これを繰り返すだけです。
ポイントは息を臍の下の丹田にため、身体の中にある毒素を吐き出すように長く深く息を吐きましょう!10回もやれば気持ちが落ち着いてきます。

これだけです。

いまからできますね?

是非、深呼吸やってみましょう!

まとめ

今回のストレスと肩こりについてまとめます。
ストレスによる肩こりの原因は自律神経の乱れでした!私たちの体には自律神経といわれるものがあってそれは交感神経と副交感神経があります。様々なことが要因で起こるストレスは身体を交感神経優位に持っていき、自律神経のバランスを交感神経優位に持っていってしまいます。そのため、あえて自分で意図的に真逆の作用である副交感神経に持っていきましょう!

その方法は・・・

ズバリ「深呼吸」です!

ということについて今回お話ししました。
もし、深呼吸を毎日15分〜30分取り入れることができたら5年後、10年後あなたの身体は間違いなく健康でしょう!

興味がある!呼吸法について教えてほしい!肩こりで悩んでいる〜という方はお気軽にご相談、ご予約ください。

予約はネット予約、電話予約に対応しております。

定休日は水曜日、日曜日です。通常は9:00-17:00営業ですが事前に予約していただければ夕方以降も22時まで施術を行っております。

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