施術ケース

施術ケース3 試合当日のケア

新しい傷病事例を書きました!

傷病例 自転車競技大会当日の患者様

傷病例:自転車競技大会当日の患者様:匿名。男性、20代。

施術メニュー

施術メニュー:はりきゅう60分

症状:ふくらはぎの張り

症状:ふくらはぎの張りが気になる。今日明日が試合で急だがなんとかならないかとのことで来院。試合が近づくにつれ練習量も増えていったのが原因と思われる。

問診時でのイメージ

問診でのイメージ:筋肉の緊張が高く筋を痛めている可能性がある。シンスプリントやランナー膝(腸脛靭帯炎)、膝の軟骨、靭帯などの損傷など慢性化して起こるようなところはないかチェックしたい。幸いに今回は腓腹筋の張り感っがはっきりしていて、その他は異常なかった。大会当日、試合当日、前日などは個人的にマッサージなどは良いが鍼で刺激が残る刺激の類は避けたいところ。違和感が残るとかえって不安になるため。筋肉の張り感、コリを取ることに専念したい。

施術

施術:筋膜リリース(メディセル)を5分、吸玉(カッピング)を15分、マッサージ。これを裏面、全面太ももからふくらはぎ、腰にかけて行なった。所要時間60分。
筋肉の癒着を剥がし、隙間を与えてあげることで血行を促進させ疲労物質が流れやすい環境を作ることを目的とするため筋膜リリース(メディセル)、カッピングを選択。特に慢性系との相性の良いカッピングの効果を期待した。

施術後の反応

施術後の反応:立ってもらい屈伸してもらったところコリが抜け、これなら大丈夫かもしれないとのこと。初見で合わせるのが難しいところがあったものの、最初に問診、触診、スペシャルテストなどで考えられる選択肢の無駄を省き、どのような方針でいくか決めていたため専念することができた。経験上コリを取ることをやりすぎてしまうと筋肉が疲弊しパフォーマンスが下がることもあるため、ある程度の余韻を残す選択をした。

その後

その後:2〜3週間後に来院。後日談。前回の施術当日の効果は正直その時はまずまずといった感じだったようだ。1日目の試合が終わり一晩寝たところ翌朝の疲労度が全く違って足が軽かったとのこと。2日目も良いパフォーマンスができ自己ベスト更新、全体で3位地区別でみると東北エリアでは1位になった。