お知らせ

施術ケース7 看護師、不眠症

患者様

40代、看護師、夜勤あり。

慢性的な肩こり、頭痛に悩まされ、最近になって不眠症気味になってきた。薬を服用しているが、できれば飲みたくない。

職業柄痛み止めなどをつい服用してしまい、20代から頭痛があれば痛み止めを服用し、仕事をおこなってきた。

最近睡眠の質が悪く、疲れやすい。逆流性食道炎のような症状がある。

身体観察

痩せ型。
脈:弦。
腹部全体的に緊張高い。
胸鎖乳突筋、僧帽筋の緊張が強い。
目に覇気がなく上瞼が下がっている。
猫背、浅い呼吸。生理痛強い。

施術コース

自律神経トリートメント

施術目的

自律神経の調整を行う。交感神経優位のためリラックスさせるよう、副交感神経に働きかける。

脈や首周り、腹部の緊張を落ち着かせる。

今回の施術を経て、眠れるようになるよに働きかけたい。

施術内容

筋膜リリースにて頭部、頸部の筋膜を緩める。
背中〜肩周りのマッサージを行い、その後頭皮鍼を20分後ど行う。
ヘッドマッサージ、肩周りのマッサージを行い、首周りが緩んだところで、呼吸を深くするように胸郭に対しての調整と、リラックス状態を維持させるため首の牽引、調整を行った。

施術後

自律神経トリートメント特有のぼーっとする感覚がみられた。
脈に変化はないが、呼吸が緩やかになった。効果に期待したい。

その後

初回の自律神経トリートメントで緩んだおかげで、睡眠のトラブルが薬を飲まなくてもよくなってきた。肩こり、頭痛はまだある。瞼が上がらないことに言われて初めて気がついたとのこと。

月一回ほどの来院で自律神経トリートメントを行なっている。

夜勤もあるため、回復しては疲労を溜めて、の繰り返しで、一般的な方と比べ回復がやや遅い傾向にある。

肩こりや、噛み締め、上半身の張り感などその時どきにカウンセリングして施術内容を変更しつつ、自律神経の調整にあたっている。

回数を経るごとに、回復傾向にある。