マッサージ

施術ケース6 下を向いた作業による慢性的な肩こり

患者様

男性。70代後半。農家。
下を向いたままの作業を数ヶ月どうしても行わなければならず、その期間が終えてからも方の力みが抜けず、次第に首が動かなくなった。

痛みも強く、仰向けでも眠れないため不眠症気味になり、鞭打ちかと思い整形外科に通院したものの、レントゲンに異常なく、痛み止めと湿布のみの処方。

その後、知人の紹介で杉沢はりきゅう院を来院。

動作確認

首の上下動の曲げ伸ばしの際に腰の屈曲伸展見られる上に首の後ろ側に塊があるような、ぎこちなさが見受けられる。

左右の動作では曲げた側の反対側が張る感覚がみられる。

腕の屈曲伸展では痛みはない。肩甲骨の動きは悪く、猫背。

筋肉の緊張

僧帽筋上部、中部緊張あり。
肩甲挙筋緊張あり。
頭、頸板状筋緊張あり。
頭半棘筋緊張あり。
胸鎖乳突筋左右とも緊張あり。

施術コース

自律神経トリートメント。知人の紹介。

施術目的

初回だったのでまずは肩周りのコリをほぐすことを第一に行った。
自律神経トリートメントコースということもあり、筋緊張はもちろん、眠れないことによる気持ちの落ち込みやイライラを解消することにした。

緩み方によっては自律神経の方が十分聞いているようであれば、筋肉をしっかりとほぐし、どの部位が原因になっているのか突き止めて、対処したいと目的立てて、優先順位の高いものから処置していった。

施術内容

首、肩、頭に対する筋膜リリース10分。
首、肩、頭に対するマッサージを30分。
頭皮鍼を20分。首の牽引を数分。

肩周り、首周りが特に硬さがあるものの背中全体的な硬さがみられる。
施術中から頭皮の緩み100%→20%と、首周りも最初が100%とすると60%減の40%の硬さになった感覚あり。

施術後

ぼーっとする感覚がある。(自律神経トリートメント特有の症状)
肩が下がって姿勢が良くなった、首が前後左右動くようになった。

首から肩にかけてまだ硬さというか引っ張られる感覚がある。

その後

初回の施術で、肩周りの筋肉が緩んでくれたおかげで仰向けで目濡れるようになり、睡眠問題が解決。イライラや疲れも少なくなってきた。
しかし、まだ肩のコリ感、力んでしまうような感覚がみられる。

2回目の施術

鍼灸マッサージ60分。
前回から間隔も短いため筋肉が緩んだ状態で施術が始められた。前回気になった首肩周りと上半身の硬さが気になったのでマッサージを重点的に行い、肩上部には鍼施術を行う。

3回目の施術

鍼灸マッサージ60分。
首まわりの緊張が特に残るとのことで首肩を中心に行う。緊張は30%残っている感覚。

4回目の施術

鍼灸マッサージ60分。
初回に行った頭皮鍼を再度行い、首肩周りの残った硬結を細かくマッサージで剥がしたり、ほぐすようにして行った。

コメント

初回ほどの劇的な変化は、2回目以降ないものの、回数を経るごとに、首の上下動、左右に回すことは違和感なく行える状態に。肩に力が入る癖のようなものを筋肉が記憶している感覚があるため、それを忘れさせるためにも今後定期的なメンテナンスが必要だと考える。