杉沢はりきゅう院ブログ

痔に効くツボありますか?

痔に効くツボありますか?

痔に効くツボありますか?

痔に効くツボあります!

痔に効くツボとして有名なのは孔最(コウサイ)、承山(ショウザン)、三陰交(サンインコウ)などありますが今回は急性の痔に対して定評のある孔最(コウサイ)穴を紹介したいと思います!

三陰交(サンインコウ)は特に知っている方も多いメジャーなツボですよね!
足のむくみや、冷え、生理痛などでも有名で、お灸を据えている方も多いでしょう。

今回は聞きなじみないかもしれません。
呼吸器系、大腸系のトラブルに強いオススメのツボ、孔最(コウサイ)穴、早速解説していきましょう!

痔の定番穴 孔最(コウサイ)LU6

痔の施術で定番、定評の人気穴孔最(コウサイ)!LU6、手の太陰肺経のツボです。

このツボは急性期に特に固く、押すと結構痛みがあります。
押せばすぐわかるツボなので素人の方でもきちんと場所の見つけ方で探せば見つけやすいツボだと思います!
孔最(コウサイ)穴に対してはお灸などの刺激でアプローチしていきます。指圧でも効果は十分あります。ピップエレキバンや円皮鍼、皮内鍼などでもオッケー!

孔最穴の説明

 

手の太陰肺経のツボなので呼吸器系、喉のイガイガ、声がかすれるなどの呼吸器系とも相性が良いです。

肺経なのになぜ痔?と思われるかもしれませんが、鍼灸の東洋医学では陰陽の考えから、肺と大腸は表裏関係、つまり関係性があると考えられます。そのため、手の太陰肺経である孔最(コウサイ)穴が痔に対しても効果があるわけです!

痔とは

痔は、直腸と肛門の下部の静脈が腫れたものです。直腸の内側にできる内痔核と、肛門の周囲にできる外痔核があります。痔は、特に排便時に不快感、痛み、かゆみ、出血を引き起こすことがあります。

痔は、排便時の力み、妊娠、肥満、長時間の座位、慢性的な便秘や下痢、繊維質の少ない食事など、いくつかの要因で引き起こされることがあります。痔の治療法としては、食物繊維の摂取量を増やす、定期的に運動をするなどの生活習慣の改善や、クリーム、軟膏、坐薬などの市販薬があります。重症の場合は、輪ゴム結紮術、硬化療法、手術などの医療処置が必要な場合もあります。症状が長引いたり悪化したりした場合は、医療機関を受診することが大切です。

痔になりやすい人

痔を発症するリスクを高める要因はいくつかあります。これらは以下の通りです。

年齢:痔は、50歳以上の方に多く見られます。
妊娠していること。妊娠中の方は、骨盤内の静脈にかかる圧力が高くなるため、痔になる可能性が高くなります。
肥満。体重が増えすぎると、直腸の静脈にかかる圧力が高くなります。
座りっぱなしの生活。デスクワークなどで長時間座っていると、痔になるリスクが高まります。
慢性的な便秘や下痢。便意をもよおすと、直腸の静脈が圧迫されることがあります。
食物繊維の少ない食事。食物繊維が少ない食事は、便秘の原因となり、痔のリスクを高める可能性があります。
遺伝。遺伝的に痔を発症しやすい人もいます。
年齢や生活習慣に関係なく、誰でも痔を発症する可能性があることに留意する必要があります。しかし、健康的な体重を維持し、食物繊維の多い食事を摂り、定期的に運動し、長時間座らないようにすることで、リスクを軽減することができます。

痔は何科

痔になった場合、必ずしも病院に行く必要はないかもしれません。
ほとんどの場合、痔は消化器内科、大腸肛門外科などの医療機関などの外来で治療することが可能です。

もし病院に行く必要がある場合は、症状の重さによって受診する科が異なります。
かゆみや不快感などの軽い症状であれば、一般開業医や肛門科の外来で診てもらえるかもしれません。

しかし、出血や激しい痛み、脱肛など症状が重い場合は、救急外来や大腸肛門科で評価・治療が必要になることもあります。
個々のケースに最適な対処法を決定するために、まずは医療機関に相談するのが一番です。