国民病ともいえる肩こり
首筋から首の付け根、肩や背中にかけてだるい、張っている、凝っている、痛いなどの症状が肩こりです。症状が酷いと頭痛や吐き気を伴うこともあります。
主な原因は首や背中が緊張する様な姿勢を長時間続けることによる筋緊張や猫背などの偏った姿勢、運動不足、眼精疲労、精神的なストレス、冷房や気圧の変化、生理痛、更年期障害などがあげられます。
最近では十代の肩こりも増加傾向です。姿勢が悪かったり眼精疲労、塾や受験なので長時間同じ姿勢でいることなどがあげられます。
慢性的な肩こりになる前にしっかり予防しましょう!
慢性的になってしまった場合でも日頃のケアやマッサージで変わります。
五十肩(肩関節周囲炎)
肩関節が急にないし徐々に痛みだし、関節の動きが悪くなる病気。
四十肩とも呼ばれるが特に中年に多く、シャツを着たり、少し奥のものを取ろうとした時など痛みが出る。ゴルフのスイングをした時に突然発症することもある。痛みが強くなるとなにをするにも肩に激痛が走る様になる。夜間痛と呼ばれる夜中にズキズキ痛み出すのが特徴。(※夜間痛が出ないケースもある)その他にも痛みで腰に手がまわせない、髪を洗えないなど関節の動きに制限がみられる。
原因としては加齢によって肩関節周囲の軟骨や靭帯、腱などが硬くなり、組織が炎症などがあげられる。
野球肩
腕を肩よりも上で大きく振る動作を繰り返す競技にみられる。競技では野球、テニス、バレーボール、ハンドボールなどがあげられる。肩に付着する筋肉あるいはその腱、骨の損傷により肩の前側や頂点、後面あるいは上腕の方に痛みの症状がみられる。
原因として繰り返し行う競技動作、オーバーワークによるものがほとんど。またはフォームが未熟のため肩に負担がかかっていることなどがあげられる。
インピンジメント症候群
野球肩で最も多いのがこのインピンジメント症候群。肩を使うたびに肩甲骨の肩峰と呼ばれる出っぱった骨や周囲の靭帯と上腕骨(頭)がぶつかる(インピンジ)することで肩板と呼ばれる棘上筋等を挟み込んでしまい炎症を起こす。痛む方の腕を上げていくとある角度で(約70〜120°)で引っかかりを感じ腕をそれ以上に上げずらくなるのがるのがサイン。
腱板損傷
腱板とは先に説明した棘上筋の他に棘下筋、小円筋、肩甲下筋の複合体を指すが、その腱板の筋肉は上腕骨に付着している。その付着部や近くの腱がスポーツ等によって剥離、破れたり損傷することを腱板損傷と呼ぶ。
リトルリーグショルダー
リトルリーグショルダー、日本語名は上腕骨骨端線離開。成長期の投球障害で投球時、投球後に痛みが現れる。成長期の子どもの骨は部分的に軟骨があり、その部分は骨に比べて非常に脆い。投球動作を繰り返すことによって骨部分と軟骨部分が分かれ、離れていくことによって痛みがでるスポーツ障害。
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